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東京都立日比谷高等学校Webサイト

*日比谷生の活躍* HIBIYA HIGH SCHOOL

2023年度

2023年11月30日

日本学生科学賞東京都大会 入賞

日本学生科学賞東京都大会において、本校生徒の研究のうち2件が奨励賞を、1件が努力賞を受賞しました。 奨励賞は『プラナリアの記憶の保持』についての研究と『換気と花粉の屋内への侵入防止』の両立についての研究に、努力賞は『植物色素の退色防止の機構』についての研究でした。審査委員の作品の総評として「内容が高度化していた、また、丁寧に測定結果を収集していた」という2点を挙げていましたが、受賞した3件の研究も、各自で時間を見つけながら、放課後や休日を使って研究に打ち込む一方、高校では解決できないことを大学まで聞きに行ったり、測定しに行ったりするなど、時間をかけて、細かく丁寧に実験結果を積み上げていった成果でした。これら3件の受賞は、研究が一回の“ひらめき”ではなく、“積み重ね”が重要であることの証であり、受賞そのものも栄誉ですが、これから研究をしていこうと考えている後輩たちへの励みにもなる、大きな成果となりました。 様子

2023年度

2023年11月25日

科学の甲子園 物理、数学 第1位

様子 賞状 様子 賞状 盾

11月12日に開催された令和5年度Tokyoサイエンスフェア第13回科学の甲子園東京都大会(参加校50校)に、日比谷高校からは2年生6名が参加しました。

11月25日に結果発表があり、筆記競技の物理領域、数学領域においてそれぞれ第1位となりました。総合順位も45校中5位と健闘しました。

2023年度

2023年9月26日

学会発表で最優秀ポスター賞受賞(高校生ポスターの部)

盾 賞状

化学クラブ研究発表会 金賞に輝きました。

2023年9月26日開催の金属学会秋期講演大会高校生・高専学生ポスター発表の部で、本校化学探究3年生Yさんが高校生ポスター最優秀賞を受賞しました。

研究のタイトルは,「煮色着色をする前に金属を大根おろしにつける理由」で,もともと金属の色に興味を持っていたYさんが,2年時にSSH理数探究Ⅰで行っていた継続研究です。

煮色着色とは,日本の伝統的な金属の着色加工技術で,Yさんは銅表面に薄い酸化被膜である赤色の酸化銅(Ⅰ)施す手法について研究をしました。

着色をする金属をよく磨いた後に大根おろしにつけるという操作があり,その操作の理由を検証しながら解明しようと試みました。審査では,興味のあることを追究した姿勢と,検証実験を工夫したことが高く評価されました。また,専門家の質問に自分の考えを述べ,文献に基づいた説明ができる点が良かった点でした。

伝統芸能を職人技のみに頼るのではなく,科学的な根拠に基づいた手法で残していけるといいとYさんは語っています。今回,解明できたのは一部分にすぎません。今研究は,今後のさらなる発展が期待できます。なお、この受賞は日本金属学会公式ホームページに紹介されています。また,日本金属学会会報「まてりあ」に紹介されます。

2023年度

2023年4月19日

「Tokyo GLOBAL Student Navi」

ポスター

2022年度「グローバル人材の育成」に取り組む都立学校紹介に日比谷生の活動の様子が掲載されています。

詳細はこちらのサイトをご覧ください⇒https://global-navi.metro.tokyo.lg.jp/

以下は活動の様子が映されているyoutubeです。※(日本語字幕版)が左(英語字幕版)が右

2022年度

2023年3月28日

化学クラブ研究発表会 金賞受賞

盾 賞状

化学クラブ研究発表会 金賞に輝きました。

2022年度の日本化学会関東支部主催の第40回化学クラブ研究発表会が3月28日に開催され,本校3年生(当時2年生)の生徒が「セルロースを使った半透膜生成法の改良」の発表で金賞を受賞しました。

化学化学クラブ発表会は,関東支部内の中学校・高等学校の化学クラブの生徒が、化学に関する日頃の研究成果を発表するイベントです。

受賞した生徒は1年時より化学探究部に所属し,地球温暖化等の環境問題解決のために研究を続けてきました。今回の研究は大量廃棄される落ち葉をセルロース資源として活用するために役立つ内容です。

緻密な実験と発表のわかりやすさが評価されました。彼女は,化学探究部の部長として後輩の先頭に立って活躍してきました。今後の彼女および部員の健闘が期待されます。

2023年2月13日

国際科学コンテスト努力賞・奨励賞受賞~グローバルサイエンティストアワード2022~

ポスター 賞状 ポスター 賞状

2022年度のグローバルサイエンティストアワード“夢の翼”2022が2022年11月に開催され、本校2年生の化学探究部生徒2名が表彰されました。2名とも1年時より化学探究部で研究をはじめ、2年時には理数探究Iを履修し、さらに研究に励んできた生徒です。

優秀賞を受賞したテーマは「BZ反応の開始位置」で、星陵祭の化学探究部の劇のトリックに使った模様が変わる反応の謎を追究したもので、謎解きのようなプレゼンテーションの手法に審査員の先生方から、興味深い展開だったと評価をいただきました。

奨励賞を受賞したテーマは「草木染をした布の耐光堅牢性向上におけるケルセチンの有用性」で、タマネギに含まれる染料のケルセチンに他の染料を合わせた時の光による色落ちについて追及した研究です。色を数値的に扱う工夫や実験を繰り返したことが評価されました。

本大会はリアルとオンラインのハイブリッド方式で行われ、最優秀賞、文部科学大臣賞生物分野は「なぜ、ギンボシザトウムシはオオヒメグモの巣に引っかかるのか?」をはじめ、海外から参加した生徒や全国各地の高校生の発表に刺激を受けました。2名は、研究を継続しており今後の活躍が期待されます。

2022年12月6日

Tokyoサイエンスフェア・科学の甲子園東京都大会に出場

出場の様子

11月13日にTokyoサイエンスフェア・科学の甲子園東京都大会が行われ、27日にはその結果発表と表彰式がありました。 この大会では、出場チームに対して、筆記競技・実技競技が実施され、筆記競技は、物理、化学、生物、地学、数学、情報6領域から、主に活用能力や応用能力を試す問題が出題されます。 本校からは選抜された2年生6名がチームを組んで出場し、筆記競技の化学領域と生物領域で参加36校中1位になりました。

2022年12月6日

化学グランプリ表彰 ~日本化学会支部長賞~

賞状

2022年度の化学グランプリが7月18日に開催され、本校3年生の生徒が化学グランプリ支部長賞を受賞しました。化学グランプリは,全国から化学に自信がある生徒が参加し,その力を競う大会です。受賞した生徒は1年時より化学探究部に所属し,得意な化学分野で研究を続けてきました。また,化学探究部の部長として、部の伝統イベントである化学講義を担当し,後輩に化学を教えてきました。昨年の化学グランプリ支部激励賞に引き続いての受賞となり、先輩たちの活躍に続き,来年度の部員の健闘が期待されます。

2022年11月11日

学会発表で優秀ポスター賞受賞(高校生ポスターの部)

ポスター発表の様子 ポスター発表の様子

2022年9月28日開催の金属学会秋期講演大会高校生。高専学生ポスター発表の部で、本校化学探究部2年生Mさんの研究「落ち葉からプラスチック~持続可能な循環型社会構築のための新資源の開発~」が高校生ポスター最優秀賞を受賞しました。ゴミとして処理される大量の落ち葉を資源化できないかと考え、落ち葉からセルロースを取り出して再利用に挑戦した研究です。その前段階として、粉末セルロースから半透膜の生成に成功しました。半透膜は電池のセパレーター等の身近にも使われている素材です。審査では、研究の視点、繰り返して実験を行ったこと、試行錯誤をして実験を工夫したことが高く評価されました。また、専門家の質問にしっかり応答・説明できた点も良い点でした。

彼女は1年生の時から化学探究部員として研究に励み、今年度は選択科目理数探究Iでも継続して研究を行っています。研究にかける情熱があり、家の近所で落ち葉を大量に集め、洗い、乾かし、保存して実験に使用しました。また、学校近隣の商業施設の竹林手入れで出た竹を、植栽業者に交渉してもらい受けるなど、行動力もあります。

実際の落ち葉ではまだ課題が多く、半透膜の作成まで実現していませんが、現在も研究中ですので、今後、さらなる成果・発展が期待できます。なお、この受賞は日本金属学会公式ホームページで紹介され、学会会報「まてりあ」に掲載されます。

2022年8月6日

「SSH全国発表会」でポスター発表賞を受賞

ポスター発表の様子

令和4年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会が8月3日、4日に神戸国際展示場で行われました。本校からは、化学探究部に所属する3年生のYくんとKくんの2名の生徒が代表として参加しました。発表のタイトルは「銅を介して析出した錫の形状に関する条件」です。

2人は1年時から熱心にSSH活動を行い、理数探究の授業及び部活動で、金属をテーマにした研究に継続的に取り組んできました。

1年生の時に見た「水溶液から錫が析出する様子」に魅了されて始まった実験は、従来の実験を発展させた金属から金属を析出させる新しいアプローチです。年を重ねるごとに内容が深いものとなり、2年時にはコロナ渦で実験ができない時でも、プログラミング言語を使用して金属析出の形状のシミュレーション実験に成功しました。3年生では、実際の実験結果とシミュレーション結果とが一致する成果が得られ、今回の審査において高い評価を受けました。

審査員の先生方のアドバイスをいただいたり、全国から集まった多くの生徒たちとの情報交換やディスカッションを通して、2人はこれからのコンクール出品に向け準備中です。ますますの活躍が期待できます。


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